9月13日―15日の3連休で、いつもの西湖自由キャンプ場に行ってきました。
楽しいレポートは、後ほどた~くさんの写真の整理がついたらアップしますが

どうにもおさまらないことが、起きてしまいました

14日(日)の夕方。
その日にいたのは、さくら家、
マック家、
ディン家、
まちぱぱ家とうちの、5家族10名。
パパが”7時半から、前で花火大会があります。結構大きな花火が上がるので、驚かないでください”って、言いながら歩いている人がいたよって。
”前ってどこ?向こう岸のこと?ここの浜じゃ、近すぎて花火なんかあげられないでしょう?どこが主催の花火大会なの”って言ったら、”そう言ってただけだから、俺は知らないよ”だって。
ワタシだったら、ちゃんと呼びとめて聞くのに~ってイラっときながら

みんなで飲んでいるうちの7時半になったけど、花火は始まらない。
”パパ、担がれたんじゃないの~”なんて笑われたりして

”そろそろお風呂行こうか~”なんていう話になった7時50分ごろ。
とつぜん、目の前で花火が上がる

とにかくすぐ目の前。

キャンプサイトから見た、打ち上げ現場。
煙の出ているところです。
とっても近いのがわかりますか?
まず音がすごいので、みんなあわててわんこ達を車へ。
10分間って聞いていたので、ワタシはがっくんと元気を両脇に抱え、ひたすら“早く終われ~”

って思いながら、車の窓から花火を見ていました。


結構本格的な花火大会です。

ちゃんとした花火師さんがあげています。
最初は湖に向かって上がっていたんだけど、風向きが変わって、

キャンプサイトの上に、火のついた花火のカスが降ってくるようになりました。
外にいた人たちが、”火の粉が降ってきて危ない

”って言ったんだけど、耳に入らなかったのか、やめる様子はない。
そのうちに、主催者の皆様の“バンザ~イ”で、花火大会終了。
ワタシは、車の中でぶるぶる震えるわんこ達を抱えて動けなかったので、聞いた話ですが。
みんなで文句を言いに行ったら、花火屋は、あわてて荷物を積んで立ち去ろうとした。
会社の社員旅行のイベントで花火をあげたようで、主催者の会社社長は、”みんな楽しんでたでしょう?何か迷惑かけましたか?”といって、まるで自分たちが高いお金を出して、みんなを楽しませてやったんだ!くらいの態度だったそう。
しばらくして、ワタシがその会社の人たちに、”花火大会の責任者は誰ですか?”と聞いたら、プロの人に頼んだので、花火師さんに聞いてくださいとのこと。
で、花火師さんに、許可をとっているのか?と聞いたら、”消防署に申請を出している。土地の所有者のいずみの湯に、許可をとっている。”とのこと。
ワタシたちは、自由キャンプ場にお金を払って入場していたので、キャンプ場に確認したところ、
”ここはいずみの湯の土地ではなく、自由キャンプ場の土地である。花火大会については、一切聞いていない”ということだったので、花火師さんに確認すると、
”お客さんが、いずみの湯の系列のレイクホテルのお客さんなので、いずみの湯の土地なら使っても問題ないと思った。
自分は地元の人間なので、知っているつもりで、いずみの湯の土地だと思っていた”といきなりトーンダウン。
さらに業界の保安基準で、今回のサイズの花火を上げるには、60m以内を立ち入り禁止にしないといけないとのこと。上がったのは、全部で580発だったそうです。
”60mありましたか?”と聞いたら、“ちょっと足りないかもしれない。。。最初に見に来た時に、テントはなかったから”
歩測で計ってみると、約30歩。20m程度でしょうか?
で、花火師さん”すみません。”と謝りました。
すると、責任者は花火師さんと言っていた主催者の方々が、”うちが依頼者なので責任者はうちです。”って急に言い出した。
“一人ひとりお話を聞きたいので、順番にホテルまで来てください”って言う。
その前に、まず現場を見て、一軒一軒に事情を聞いて回るのが先でしょう!って言っても、とにかくホテルに来いって。
たぶん、うるさいやつらにお金でも握らせて黙らせようとしていたのかな~

現場は、

5cm-20cmくらい?の燃えカスが、あちこちに散らばっていたり、

うちのタープです。
黒い点々が、火の粉が降った跡。
ここは、斜めに張っているので、被害が少なかった方ですが、滑り落ちない角度のタープは、火の粉がついて、穴こそ開いていないものの、焼け焦げがたくさんありました。

うちの大事なカヌー

火薬が着弾したのかな~?
焼けたり溶けたりした跡は、目視では確認できなかったけど、火薬の跡はとれません

そして、許可を出したという河口湖消防署に確認の

をしていたまちぱぱ。
消防署から、トラブルになっているのなら、警察を呼んでくださいと言われたそうで、警察を呼びました。

やっと来たのは30分後くらいかな?
年配の人と、ちょっと若めの人と2人の警察官がやってきた。
まず加害者側に事情聴取をして、
次に被害者側。
身元を確認した後、年配のお巡りさん、
”みんな大人なんだから、穏便に済ませましょうよ。
子供の喧嘩じゃないんだから”
これに一同





被害のあったものや、現場を見もせずにこの発言です

”ワタシたちが、難癖を付けているってことですか?
喧嘩って言うことは、こちらも悪いの?”
って詰め寄ったら、お巡りさん逆切れ
”だいたいね~、もめ事になってから110番したって遅いんだよ

花火やっている時にやめさせてくれってTELしなきゃ”
通報から30分もかかって到着して、よく言うよと思いますが

まあ、なにかあったら、自分で抗議する前に、まず110番が正しい警察への通報の仕方だそうですので、覚えておきましょう

結局、”主催者側の社長って言う人が、一言も謝ってくれていない“と言ったら、加害者側を連れてきて、謝らせてくれて、明るくなったら被害を確認して弁償しますという話になったので、納まりました。
すでに10時。
お風呂にも入りそこないました

そして、翌朝7時。
相手の会社の方と、花火師さんが被害の確認に来て、弁償についていろいろ話し合いをして、解決となりました。
相手の社長さん、昨日と別人のように、腰が低い。
酔っぱらってたのかな~

それにしても、花火師さんは、とっても困ったチャン。
とにかくのらりくらりと言い訳をしようとする。
あの距離で上げて、キャンプ場に火の粉が降るとは思いませんでしたか?って聞いたら、
自分たちは、火の粉の降る所で仕事をしているので、火の粉が降ることが危険とか、迷惑とか思ったことがなかった。じゃあ、そういう考えの花火師さんって他にもたくさんいるでしょうから、これは、保安距離を規定している団体に報告して、花火師さんたちへの教育を徹底してもらうようにお願いしなくてはいけませんね。と言ったら、
いや~、自分は田舎者だから、都会の人は。。。その団体は、何と言う名前ですか?
煙火協会。。。ただの煙火協会ですか?日本とかなにもつかないんですか?
日本煙火協会です
他にも、
風向きが変わった時点で、やめるなり中断するなりすべきだったのではと言ったら、
一度つけたらとめられないから。って言うんです。
じゃあ、最初に一回つけるだけで、580発、上がり続けるんですか?って言ったら、
そういうわけではないですけど。。。
また、来てみたら近くでキャンプをしていて驚いたみたいなことを言っていたけど、実は、8月にも上げていて、同じ場所にキャンパーはいたそうです。
その時は、湖上の船の上から上げたそうです。
こういう人に、危険物を扱う許可を出していいの~
この人たちは、たぶんこれで懲りたと思うけど、参加者の皆さんのブログが出そろったら、
日本煙火協会には報告を出すつもりでいます。
資格を発行しているからには、しっかりと管理してもらわないと

せっかく休みをとって3連休にしたのに、月曜日は遊ぶ気にもならず、片づけて温泉に入って帰りました

追記:
まちぱぱが町役場に質問状を送って、回答が来たそうです。
まちぱぱのブログをご覧ください